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ナデック通信

2017年11月号

派遣業界の生き残りは「キャリアアップ」にかかっている?

10月は解散総選挙もあって世の中が騒がしかったですが、11月は少し落ち着いたように感じます。師走までの束の間の静けさかもしれませんね。
今秋に予想されていた労働法改正は見送られましたが、新たな国会の勢力が確定したことで、来春の通常国会での成立が有力といわれています。
世間では割増賃金や有給休暇の話題が多いですが、働き方改革、同一労働同一賃金の法改正はワンパッケージですから、派遣法もかなり大きな改正になることになります。
法改正の大まかな内容は変わらないと思われるため、半年先のことと思わずに段階的な対策が必要となっていきますね。

 

同時に派遣業界を揺るがしているのは2018年問題です。大手や中堅派遣元ではもう対策は終わっているといいますが、今でも各地の対策セミナーなどは大賑わいです。
派遣業界の2018年問題には、派遣法改正後の期間制限への対応と、労働契約法の無期転換ルールへの対応の2つがありますが、後者の方に頭を抱える会社が多いというのが肌感覚です。
無期転換ルールは派遣業界に限らずすべての業種でテーマとなるわけですが、やはり派遣業界には派遣業界特有のポイントがあります。
前者の「3年の壁」は乗り越えられても、後者の「5年の壁」はなかなか難しいという声も聞かれます。
これらへの対応が、派遣会社が健全に成長していくための岐路になっていくことは間違いないと思います。

 

 

 

そして、さらに派遣業界にとって不可避なテーマがあります。それは、派遣労働者への「キャリアアップ」。この点について頭を悩ましている人は本当に多いのですが、実際にこれからの生き残りがかかっているテーマだといっても過言ではありません。
これは派遣法改正のときに新たに本法で規定された内容ですから、派遣業界以外の業界でいわれるところの一般的な労働者のキャリアアップとは、まったく意味が違います。

これから派遣事業を営みたいという人や、派遣事業の許可更新をしたいという人が労働局に行きます。今の労働局はとても厳しいので何度も通うことになるのが普通ですが、あまりにも難し過ぎて根を上げてしまうというのが、このキャリアアップに関する点です。

特定事業からの切り替えの許可申請はもちろんのこと、許可更新の際にもキャリアアップについては相当に厳しいチェックを受けるため、「どうしたらいいのか分からない」という人も少なくないのです。

この傾向は派遣法が改正されてから続いているのですが、労働政策審議会での審査強化の動きもあって、全国的に一段と厳格化されてきているとも聞きます。

この分野を専門とする社労士に最も質問がダントツに多いのが「キャリアアップ」ですし、最近は同業の人からの質問や依頼も多くなってきています。

 

 

「キャリアアップに対応するのには、どうしたらいいのでしょうか」。


クライアントと面談したり、セミナー講師を務めたときに質問を受けたとき、しばしば質問を受けます。私たちの回答は、おおむね決まっています。

「基本的に“eラーニング”を使いつつ、 それに“+α”の対応がいいですね」


社労士は“eラーニング”の専門家でも何でもありませんが、派遣事業を健全に運営していくためには、ごく特殊な例外を除けば、“eラーニング”という選択肢は不可避です。
派遣労働者を一同に集めての教育研修は理想ではありますが、現実的ではないケースがほとんどですし、そもそも「キャリアアップ」に一番大切なコンセプトが不在となりがちです。
もちろん、多くの人が身をもって体験しているように、“eラーニング”は決して万能ではありません。多くの制約や限界をともなうのは当然のこと、自社の派遣事業に見合った内容でないことから、思わしい結果が出ないというケースも少なくありません。
結論からいえば、入口と出口は“eラーニング”に頼らない対応が必須です。

 

 

それでは、本当に今の派遣業界に求められる“eラーニング”とは何なのでしょうか。実際にいろいろな派遣会社の経営者や実務家の方々と触れ合い、意見交換する中で見えてくるものがあります。

「現場(派遣先業務)への対応力」
「教育訓練事業としての実績」
「顧客へのきめ細かなサービス」


やはりこれらはどれ一つ外すことのできないポイントだといえますね。
これらの要素についての大切さを痛感する中で出会ったのが、株式会社manebiの田島智也氏です。派遣業界に身を置いている方なら、「派遣のミカタ」という名前を聞いたことがあると思います。
“eラーニング”については、事務系やIT系といった従来の典型的な派遣に限らず、製造や介護やサービス系といった現場にも対応できる必要があります。
製造業にしても、電機なのか食品なのか自動車なのかによってキャリアアップのメニューはまったく異なります。実際の現場の状況に対応しつつ、具体的にカスタマイズできるものでなければ、“eラーニング”を導入することの意味はありません。

 

そこで、派遣業界の“eラーニング”について実績があり、弱冠30歳でベストベンチャーやザ・ファーストカンパニーに選ばれた田島氏にお話しを伺うことにしました。

11月25日に同氏の講演会を開催します。
当日は、「派遣業界のキャリアアップ」をメインテーマとして、業界支援のベンチャー企業家として活躍中の田島氏から、山あり谷ありの軌跡と「いま」、ゼロからの起業、事業モデル、人脈づくりなどについても、お話しいただく予定です。
勉強会とともに、業界や地域のみなさまと交流を深めていただく機会にできればありがたいと考えています。
詳しい内容は以下をご覧ください。

 

派遣業界のキャリアアップ

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