代表小岩が、『開業社会保険労務士専門誌 SR』50号の特集記事「押さえておくべき改正事項2018」に寄稿しました。
「労働者派遣の『2018年問題』への対応」と題して、以下の内容について論じています。
1 派遣法改正と「2018年問題」のポイント
(1) 2015年派遣法改正と「2018年問題
(2) 労働契約法の「無期転換ルール」への対応
(3) 派遣法の「雇用安定措置」への対応
① 事業所単位の期間制限
② 個人単位の期間制限
2 社労士に求められる役割と具体的な業務内容
(1) 「無期雇用派遣労働者就業規則」の提案と作成
① 配置転換のルール
② 基本給の決定ルール
③ 懲戒と解雇のルール
(2) 教育訓練計画の作成とOJTの実施
(3) 派遣先での意見聴取手続きの支援
3 派遣会社への提案方法と業務の進め方
・「無期雇用派遣労働者」と「有期雇用派遣労働者」の整理
労働者派遣法と労働契約法のテーマが複雑に絡み合い、今秋以降に向けた対応が急務とされている、人材派遣の「2018年問題」について、業界を取り巻く現状と論点について簡潔に整理しています。法改正の整理や実務的な対策について流れをつかみたい方は、ぜひ一読してみてください。
『開業社会保険労務士専門誌 SR』 50号
出版社:日本法令(2018/6/5) / 月刊 / 1,714円+税