代表小岩が、財団・社団法人の専門誌『公益・一般法人』(全国公益法人協会)5月号に寄稿しました。テーマは「シフト制で働く非正規職員の労務管理 ~労使トラブルを予防するための留意点~」です。
シフト制で働くパートタイマーやアルバイト職員の労務管理について、実務上のケーススタディの解説も含めて、7ページに渡って掲載されています。
「シフト制で働く非正規職員の労務管理 ~労使トラブルを予防するための留意点~」
主な内容は以下となります。
Ⅰ はじめに
Ⅱ 「シフト制」の労務管理
1.シフト制のメリットと課題
2.厚生労働省による労務管理の留意点
Ⅲ 実務上のケーススタディ
1.労働条件の明示 【ケース①:時間が不明確】
2.休日の設定 【ケース②:休日が不明確】
3.就業規則へのシフト制の規定 【ケース③:就業規則の無規定】
4.シフト変更に関するルール 【ケース④:一方的なシフト変更】
5.求人における労働条件の明示 【ケース⑤:労働条件が不明確】
6.休業手当の支給と助成金等の活用 【ケース⑥:休業手当等の対象除外】
【記載例:就業規則における労働時間の規定例】
Ⅳ 労務管理における今後の対応
1.雇用調整助成金の特例廃止
2.就業規則への規定方法
シフト制自体は古くて新しいテーマだといえますが、今回は社団法人や財団法人の特殊性を加味した視点から整理し、コロナ禍をめぐって実務上の論点になったケースなども盛り込んで執筆しました。
令和4年1月7日に公表された「シフト制で働く労働者の雇用管理を適切に行う留意事項」を踏まえて、現場で起こりがちな5つのケーススタディについて解説していますので、関心のある方はぜひお読みください。
『公益・一般法人』 2023年5月号
発行:全国公益法人協会
https://www.koueki.jp/koueki_book.html