福井県の化学工場で従業員ら5人が膀胱がんを発症した問題で、厚生労働省は4日、同じ工場で新たに従業員1人が発症したと発表しました。
この工場では、発症との関連が疑われる物質オルト―トルイジンを扱っていました。
厚労省の調査では、全国で他にも9人が膀胱がんを発症していたことが判明しています。
原因の特定を急ぐほか、労災認定に向けて専門家の検討会を立ち上げます。
【朝日新聞】
https://www.asahi.com/articles/ASJ344G0QJ34ULFA010.html
【産経】
https://www.sankei.com/life/news/160304/lif1603040026-n1.html