2016年春に入社予定の大学4年生や大学院生に対する主要企業の採用内定が10月1日、正式に解禁されました。全国の各社で内定式が行われました。
経団連は今回から面接などの選考活動解禁を大学4年の4月1日から8月1日に繰り下げるなど採用活動日程を変更しましたが、正式内定解禁は10月1日に据え置いています。
就職情報会社の調査によると9月1日時点の学生の就職内定率は78%となっており、去年の同じ時期と比べおおむね同じ水準でした。
去年は解禁からひと月が過ぎた時点の就職内定率は47.7%にとどまっていました。選考活動解禁後1か月の時点で内定率が80%近くに達していることに対し、解禁日が守られていないのではという指摘も出ています。
採用活動の日程繰り下げで就職活動が長期化したとの声もあり、経団連は日程ルールを見直す方針です。