お客様概要
NC中日本コンクリート工業株式会社様
https://www.ncic.co.jp/group/index.html
1948年創業の日本コンクリート工業株式会社(東証一部上場)の中部地方の生産・管理を一手に担われるのが、鈴鹿市に本拠を持つ中日本コンクリート工業株式会社様。
1956年に鈴鹿工場として発足し、約半世紀の実績を経て、2007年に分社化されて約5年。伝統ある社風と全国に誇る技術者集団を率いられつつ、分社化による社内改革に取り組まれる阿武裕社長にお話しをお伺いしました。
1.分社化により社労士を探していた
Q.ナデックに依頼しようと考えたきっかけは何ですか?
2007年に分社化したことで、それまで本社で行っていた人事や経理の事務を、すべて鈴鹿で行うことになりました。
限られた人員の中で、従来の業務に加えてこれらの事務を担うことになり、親身になったアドバイスしてもらえる専門家を探していたのです。
そんな中、ナデックさんが主催のセミナーで、税理士の田中英二先生が講師を務められることを知り、参加したことがきっかけです。
税理士と社労士の話しが一度に聴けるということで、とても有意義なセミナーだったと思います。
2.ナデック主催のセミナーに参加
Q.ナデックのセミナーに参加してみていかがでしたか?
田中先生の印象は、とにかくバイタリティーがある方だと感じました。税法の改正や税務調査がテーマでしたが、歯に衣を着せずにお話しされる姿勢には、好感が持てました。今も顧問税理士としてお世話になっていますが、とても頼りがいのある先生だと思います。
セミナー終了後は、さっそくナデックさんにも、「社労士を探している」という相談をしました。スタッフの方も含めて、とても熱心な方々だと感じました。ここでのやりとりがご縁で、以降、顧問社労士としてお付き合いしてもらっています。
3.社労士に依頼することで、社内の人材も成長した
Q.実際にナデックと契約されていかがですか?
私自身は、当初、「社労士に依頼すると社内の人材が育たない」という考えを持っていました。同業者からも同じような話を聞いたことがありますし、それまでも社員教育には苦労する部分もあったと思います。
実際にお付き合いを始めると、そんな心配はまったく当たりませんでした。ナデックさんを頼って頻繁に質問することで、かえって社員が成長したのです。総務の担当者も、「社労士さんにアドバイスをもらうことで、かなりの知識の蓄積ができた」といっています。
4.出向者のアドバイスには大いに助けられた
Q.その他に印象に残っていることはありますか?
かつて出向者の退職の手続きのことで相談に乗ってもらい、とても助かったことがあります。弊社は本社からの出向社員が多く、幹部はほとんど出向者なのですが、それだけに実務で悩むことも多いのです。
出向の法律的なことについてアドバイスをもらい、関係者にも親身に説明してもらうことで円満に手続きを進めることができたことは、本当に良かったと思っています。顔が見える社労士事務所であることも、ナデックさんの大きな特長ですね。
5.現場の声を大切にすることで社員が定着
Q.トラブルが起こらないよう工夫されていることはありますか?
正社員については、できるかぎりいろいろな業務を経験してもらって、それぞれの部署の状況や立場を理解してもらうようにしています。
そうすることで、自然に部署を超えた交流が発生し、職場の風通しの良さにもつながっていると思います。
また、部下に任せた仕事には口を出さず、自主性にゆだねるのが、うち社風です。「自分が分からないことは言わない」が鉄則なので、社長の私も、自分の意見は5分の1くらいしか言いません(笑)。
現場の声を大切にして、それぞれの社員の自主性を重んじることから、自然にやる気を持ってもらうことが一番だと思っています。
おかげさまで、うちの従業員は、ほぼ辞めることはありません。社員の定着こそが、会社の力の基礎だと思っています。
6.これからは社員研修などにも期待したい
Q.今後、ナデックにどのようなことを期待されますか?
ずばり、社内の人材育成について、もっともっとアドバイスしていただきたいです。今まで何度かセミナーにも参加させてもらい、いい刺激をもらっています。今後は、そういったセミナーだけでなく、社内での教育や研修などもお願いしたいです。
ナデックさんは、社労士としての実務だけでなく、これから社員研修や教育的なこともやっていかれると聞いていますので、とても楽しみにしています。今後とも、よろしくお願いします。
阿武様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
2012年7月